為替相場を動かす要因

 「為替相場は何が原因で動いているかわからない人」

 

この記事は、為替相場を何が動かしているかわからない人に向けて書いています。

今回は相場を動かす要因を短期 中期 長期に分けて解説しようと思います。

 

短期(数時間から1日程度)

  1. 要人発言 
  2. 地政学的リスク

中期(数ヶ月から1年程度)

  1. 経済指標
  2. 通貨政策

長期

  1. 金利

短期から順に解説していきます。

 

 

短期的要因

特徴としては 瞬間的に相場が上下します。

そのあとは元に戻ることが多いです。

「めっちゃ上がってるから買いエントリーしよう」となると、元に戻ることがあるので損します。

僕個人的な意見ですと、「短期的要因で相場が動いたときは相場に参加しない」がいいと思います。

理由は「本来の自分のルールを破りがちなトレードになるから」です。

 「価格上がり続けてるから買いでエントリーしよう」など、ルールを破ってしまいます。

要人発言

国の政治家や金融政策担当の人が自国の通貨を誘導するために発言することです。

何を言うかによりますが、言ってはいけない事を言ったりすると相場が大きく揺れることもあります。

 

地政学的リスク

戦争やテロが起こった時に相場が動きます。

 

例えば日本でテロが起こると円が売られます。

テロが起こると多くの死者が出たりします。大げさにいえば国が破綻する可能性が高くなります。

国が破綻するということは、破綻した国の通貨の価値がなくなります。

よって、テロや国同士の戦争が起こるとその国の通貨だけでなく、近隣の国の通貨まで売られことになります。

 

中期的要因

数ヶ月から1年近く相場に影響を与える要因です。

短期的要因よりも期間が長いので、早く見つけることができると相場の大きな流れに乗ることができます。

 

経済指標

経済指標はその国の経済状態を示す指標です。

 

特に注目してほしいのはアメリカの経済指標です。

発表前に予想が出ますが予想とは逆の結果になることもあります。

「予想通りになるだろう」と急がずに結果を見てから買うか売るか判断しましょう。

 経済指標は取引を始める前にチェックしておきましょう。

 

通貨政策

プラザ合意などの大幅な通貨調整が行われた時には相場が大きく動きます。

通貨調整が行われている事を知らないと損をする可能性が高くなるので、ニュースには目を通しておきましょう。

 

長期的要因

場合によっては数年にわたり相場に影響を与えることがあります。

長期トレンドに乗るために重要な要因です。

金利政策

金利政策に関してはスワップポイント狙いの人に影響を与えます。

「そもそも金利って何?」と思う人は下の記事をみてください。

金利スワップポイントに関する説明をしています。

 

kenblog68.hatenablog.jp

金利が下がると金利が下がった通貨の価値が低くなります。

 

まとめ

この記事では「為替相場が動く要因」に関しての説明をしました。

 

為替相場が動く要因は

  1. 短期的要因(数時間から数日)
  2. 中期的要因(数ヶ月から1年)
  3. 長期的要因(1年から数年)

の3つに分かれています。

 

短期要因は

中期的要因は

  • 経済指標
  • 通貨政策

長期的要因は

少しでも参考になったら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。