「初心者必見」ローソク足について知ろう

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ローソク足とは何か?」

 

ローソク足にはどのような種類があるのか知りたい」

 

この記事は、これらの悩みを持った人に向けて書いています。

 

こんにちは、kenです。

 

ローソク足テクニカル分析の一種で、相場の先行きを読むためにあるものです。

 

これからローソク足を詳しく説明していきます。

 

 

ローソク足

ローソクには2種類あり、陰線と陽線があります。

 

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(例)ローソク足が1分に1個形成されるとします。

 

始値ローソク足が形成される最初の値を言います。

 

 終値ローソク足が最終的に示した値です。

 

高値は1分の間で最も価格が高かった値のことを言います。

 

安値は1分の間で最も価格が安かった値のことです。

 

陽線

 

陽線は終値始値よりも高いローソク足のことです。

 

陽線には大陽線 小陽線 上影陽線 下影陽線の4種類あります

 

大陽線

 

大陽線は通貨の価格上昇の勢いが強いことを示しています。

 

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大陽線

小陽線

 

小陽線は通貨の価格上昇の勢いが強いが保ち愛していることを示しています。

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小陽線

上影陽線

 

上影陽線は通貨の価格の上昇が少し強いことを示しています。

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上影陽線

下影陽線

 

下影陽線は通貨の価格の上昇が強いことを示しています。

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下影陽線

下影陰線が通貨の価格下落中にできると、価格下落が終わることを暗示します。

※必ず下落が終わるということではないので注意してください。

 

陰線

 

陰線は終値始値よりも低いローソク足です。

 

大陰線

 

大陰線は通貨の価格の下落が非常に強いことを示しています。

 

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大陽線

小陰線

 

小陰線は通貨の価格の下落が強いが保ち合いしていることを示します。

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小陰線

上影陰線

 

上影陰線は通貨の価格の下落が強いことを示します。

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上影陰線

上影陰線が出ると価格の上昇が終わりに近いということを暗示しています。

※必ずではないので注意してください。

 

下影陰線

 

下影陰線は価格の下落が少し強いことを示しています。

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下影陰線

 まとめ

今回は「ローソク足」についての記事を書きました。

  • 陽線は買いの勢いが強い
  • 陰線は売りの勢いが強い

ローソク足は1つでも買いや売りの勢いがわかりますが、2つ組み合わせることもできますので、次の記事で説明します。

 

 

「FX初心者必見」自分のトレードスタイルを見つけよう

 



「FXを始めたが、どのようなトレードスタイルがあるか分からない」

 

「自分の性格に合ったトレードスタイルを見つけたい」

 

この記事は、このような悩みを持った人に向けて書いています。

 

こんにちは、kenです。

 

今回はFXの「トレードスタイル」に関しての説明をしようと思います。

トレードスタイルは大きく分けて4つあります。

  1. スキャルピング
  2. デイトレード
  3. スイングトレード
  4. ポジショントレード

1から順に解説します。

 

 

スキャルピング

スキャルピングは「数秒から数十秒」と短い時間で行うトレードです。

ポジションは大きめで、利食いの値幅は小さく「10pips未満」で行います。

 

テクニカル分析やファンダメンタルズ分析をして、この先の値動きを予測するよりも「反射神経」が大事になります。

思惑と反対に動けば損切りを行い、予想通りに動けば利食いします。

FXは状況によっては、数秒で10pips以上動くこともあるので、数分から1時間以上ポジションを持つこともあります。

 

基本的には「利食いの幅は損切りの幅の倍以上取る」が基本です。

 

メリット

  • 精神的負担が少ない
  • 忙しい人でも効率よくトレードできる
  • 短時間で行うトレードなので、大きな為替変動による損失が小さい

デメリット

  • やりすぎると疲れる 
  • 1回のトレードで得られる利益が少ない

 エントリータイミング

気になるエントリータイミングですが、僕の場合は「レンジやネックラインを抜けた瞬間」にエントリーします。

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○のところでエントリー

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レンジ相場

最も近い高値(107.736)と安値(107.116)で横線を引きます。(ネックライン)
このネックラインを上か下に抜けるところを狙います。

 

スキャルピング向きの通貨ペア

基本的には「スプレッド幅が小さい通貨ペア」です

(例)

ドル円 ユーロ円 ユーロドル ポンド円

 

ポンド円は少しスプレッドが広いですが、相場がよく動くので大きな利益を得ることもできます。

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GBP/JPY(ポンド円)

コロナウイルスの影響もあって値幅が大きですが、1日で1円近く動いています。

 

スキャルピングで気をつけること

  • 損失をすぐに取り返そうとしない
  • 損切りタイミングが来たときに「これから戻るからもう少しだけ待とう」はNG
  • 利食い損切りをどれだけにするのか決めておく(利食いは10pips損切りは5pipsなど)

スキャルピングまとめ

  • 損をすぐに取り返そうとしない
  • 分析ではなく「反射神経」が大事
  • 数秒から数十秒で10pips未満を狙う
  • ポジションは大きめでエントリーする
  • 1回のトレードで得られる利益が少ない
  • 短時間のトレードなので、リスクが少ない
  • 「これから損が利益に変わるだろう」は禁止
  • 普段時間があまり取れない人でも行うことができる
  • エントリータイミングは「ネックラインを抜ける」とき
  • 損切り利食いのタイミングはエントリー前に決めておく
  • タイミングが良ければ10pips以上の利益がもらえることもある

デイトレード

基本的にはポジションを持った日に決済をするトレードです。

まだまだ利益を伸ばせそうだと判断したら、次の日に持ち込みます。

数時間から1日ほどポジションを持つの、で多少のリスクはあります。(差益や経済指標)

ポジションはスキャルピングよりは少なめで、利食いは数十pipsから,100pipsの値幅を狙います。
 

デイトレードスキャルピングとは異なり、「テクニカル分析とファンダメンタルズ分析」をしてからエントリーします。

 

メリット

デメリット

  • エントリーできる回数が減る
  • スキャルピングよりも分析に時間がかかる
  • 為替変動のリスクや、経済指標のリスクがある

 エントリータイミング

僕の場合「①パーフェクトオーダー②MACDデッドクロスorゴールデンクロス③ネックラインをブレイクしたとき」にエントリーします。

この3つの条件が揃わない限り、エントリーしません。

 

①パーフェクトオーダーとは「短期 中期 長期の3つの移動平均線が同じ方向を向いている状態」のことです

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上昇トレンドのパーフェクトオーダー

短期が赤 中期が黄 長期が青の移動平均線が全て右上がりになっています。この状態がパーフェクトオーダーです。

上昇トレンドの場合は上から短期 中期 長期の順になります。

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下降トレンドの場合のパーフェクトオーダー

下降トレンドの場合は下から短期 中期 長期の順になります。

 

MACD

MACDは相場の先行指標です。

 

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赤がMACDでオレンジがシグナル

赤い線がオレンジの線を上から下に抜けることをデッドクロスと言います。

反対に赤い線がオレンジの線を下から上に抜けることをゴールデンクロスと言います。 

 

デットクロスが起きた後には通貨の値段が下がり、ゴールデンクロスすると通貨の価格が上がります。

デッドクロスが出れば売り、ゴールデンクロスが出たら買いということです。

 

※ただし、パーフェクトオーダーが出ている+ネックラインを抜ける状況であることが前提です。

 

③ネックラインを抜けたとき

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高値と安値の横線(ネックライン)

上の図のように高値と安値の横線をネックラインと言います。

このネックラインを抜けるタイミングがエントリーポイントです。

 

※パーフェクトオーダー+デッドクロスorゴールデンクロスが前提です。

 

デイトレード向きの通貨

スプレッドが極端に広くなければ、どの通貨ペアでも取引してもいいと思います。

 

僕の場合は「ドル円 ユーロ円 ユーロドル 豪ドル円 ポンド円 ポンドドル 豪ドルドル

ユーロ豪ドル ポンド豪ドル ユーロポンド」の10種類を使っています。

 

理由はよく使われる通貨だからです。

 

デイトレードで気をつけること

  • テクニカル分析は必ず行う
  • ポジションを無理に持たない
  • すぐに損を取り返そうとしない
  • 経済指標の発表時間を確認しておく
  • 相場に従う(次はこうなるだろうと自分で決めない)
  • エントリー前に損切り利食いのタイミングを決めておく

 デイトレードまとめ

  • 経済指標に気をつける
  • ポジションを無理に持たない
  • 損をすぐに取り返そうとしない
  • 利食いは数十pipsから,100pips以上
  • 為替差益や経済指標などのリスクがある
  • スキャルピングよりもポジションは小さめ
  • 基本的にポジションはその日のうちに決済する
  • 1回のトレードで多くの利益を得ることができる
  • スキャルピングよりエントリーできる回数が減る
  • 損したら「なぜ損したのか」を分析して反省する
  • ファンダメンタルズ分析よりもテクニカル分析が大事
  • エントリー前に損切り利食いのタイミングを決めておく
  • 自分の意見(これだけ価格が落ちてるからそろそろ価格が上がるだろう。など)ではなく相場に従う

 スイングトレード

数日から数週間と、長い期間ポジションを持つトレードスタイルです。

 スイングトレードは「数年にわたる長期トレンドの中の中期トレンド」に乗って取引をします。

 ポジションはデイトレードよりも少なめにします。

スイングトレードは長い間ポジションを持つことになるので、テクニカル分析に加えてファンダメンタルズ分析を大事になります。

 

メリット

  • ファンダメンタルズ分析が得意になる
  • 1回のトレードで得られる利益がかなりでかい

デメリット

  • エントリーできる回数が少ない
  • 為替差益や経済指標、政治情勢などのリスクがある

 エントリータイミング

スイングトレードのエントリータイミングは「長期トレンドの中期トレンド」にのるときです。

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○がエントリーポイントです

上の図のようにトレンドラインを引き、反発するところでエントリーします。

損切りはトレンドラインを反発ではなく「抜けたとき」です。

 

スイングトレード向きの通貨ペア

デイトレードと同じでスプレッドの幅が小さい通貨ペアを使いましょう。

 

スイングトレードで気をつけること

  • 経済指標や政治情勢のチェックをする
  • 損切り利食いのタイミングはエントリー前に決めておく

スイングトレードまとめ

  • トレード回数が減る
  • 長期トレンドの中期トレンドに乗る
  • 1回のトレードで得られる利益が大きい
  • 数日から数週間と長い間ポジションを持つ
  • ポジションはデイトレードよりも小さくする
  • 為替差益や経済指標だけでなく政治情勢もチェック
  • テクニカル分析とファンダメンタルズ分析両方とも重要

ポジショントレード

スイングトレードを延長したのがポジショントレードです。

ポジションを持つ期間は数週間から数ヶ月ほどです。

ポジションはスイングトレードよりも少し小さめで、利食いスイングトレードよりも多めを狙います。

 

メリット

  • 1回で得られる利益がかなり多い
  • 金利通貨を買ったならスワップポイントも狙える
  • 小さいポジションでトレードするので精神的には楽
  • 小さいポジションでトレードするので数回に分けてトレードできる

デメリット

  • トレード期間が長すぎる
  • 為替差益や国情などリスクが多い

エントリータイミング

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長期トレンドが始まる予兆としてあげられるのは金融政策です。

金利が上がれば通貨は買われますが、金利が下がると通貨は売られます。

 金利とは何か知りたい人は下の記事をみてください。

 

www.kenfxblog.com

 

ポジショントレードに向いている通貨

スワップポイントも狙えるので高金利通貨を買う。

もしくは、低金利通貨を売るのがいいと思います。

(例)買いエントリーする場合

ドル円 ポンド円 メキシコペソ円など

 

(例)売りエントリーする場合

ユーロドル ユーロポンド ユーロ豪ドルなど

 

ポジショントレードで気をつけること

  • 損切り利食いのタイミングを決めておく
  • ポジション維持時間が長いので経済指標や世界情勢をチェックする

ポジショントレードまとめ

  • 金融政策発表後を狙う
  • ポジションの大きさは小さめ
  • 金利通貨を買うか低金利通貨を売る
  • 経済指標や世界情勢は毎日チェックする
  • 1回のトレードで得られる利益がかなり大きい
  •  数週間から数ヶ月と長い間ポジションを維持する
  • ポジション維持期間が長いのでスワップポイントも狙える
  • ポジションが小さいので他のトレードをすることもできる
  • 損切り利食いのタイミングをエントリー前に決めておく

まとめ

今回の記事では「トレードスタイル」に関して書きました。

自分の生活スタイルに合わせてどのトレードが合うか確かめてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

為替相場を動かす要因

 「為替相場は何が原因で動いているかわからない人」

 

この記事は、為替相場を何が動かしているかわからない人に向けて書いています。

今回は相場を動かす要因を短期 中期 長期に分けて解説しようと思います。

 

短期(数時間から1日程度)

  1. 要人発言 
  2. 地政学的リスク

中期(数ヶ月から1年程度)

  1. 経済指標
  2. 通貨政策

長期

  1. 金利

短期から順に解説していきます。

 

 

短期的要因

特徴としては 瞬間的に相場が上下します。

そのあとは元に戻ることが多いです。

「めっちゃ上がってるから買いエントリーしよう」となると、元に戻ることがあるので損します。

僕個人的な意見ですと、「短期的要因で相場が動いたときは相場に参加しない」がいいと思います。

理由は「本来の自分のルールを破りがちなトレードになるから」です。

 「価格上がり続けてるから買いでエントリーしよう」など、ルールを破ってしまいます。

要人発言

国の政治家や金融政策担当の人が自国の通貨を誘導するために発言することです。

何を言うかによりますが、言ってはいけない事を言ったりすると相場が大きく揺れることもあります。

 

地政学的リスク

戦争やテロが起こった時に相場が動きます。

 

例えば日本でテロが起こると円が売られます。

テロが起こると多くの死者が出たりします。大げさにいえば国が破綻する可能性が高くなります。

国が破綻するということは、破綻した国の通貨の価値がなくなります。

よって、テロや国同士の戦争が起こるとその国の通貨だけでなく、近隣の国の通貨まで売られことになります。

 

中期的要因

数ヶ月から1年近く相場に影響を与える要因です。

短期的要因よりも期間が長いので、早く見つけることができると相場の大きな流れに乗ることができます。

 

経済指標

経済指標はその国の経済状態を示す指標です。

 

特に注目してほしいのはアメリカの経済指標です。

発表前に予想が出ますが予想とは逆の結果になることもあります。

「予想通りになるだろう」と急がずに結果を見てから買うか売るか判断しましょう。

 経済指標は取引を始める前にチェックしておきましょう。

 

通貨政策

プラザ合意などの大幅な通貨調整が行われた時には相場が大きく動きます。

通貨調整が行われている事を知らないと損をする可能性が高くなるので、ニュースには目を通しておきましょう。

 

長期的要因

場合によっては数年にわたり相場に影響を与えることがあります。

長期トレンドに乗るために重要な要因です。

金利政策

金利政策に関してはスワップポイント狙いの人に影響を与えます。

「そもそも金利って何?」と思う人は下の記事をみてください。

金利スワップポイントに関する説明をしています。

 

kenblog68.hatenablog.jp

金利が下がると金利が下がった通貨の価値が低くなります。

 

まとめ

この記事では「為替相場が動く要因」に関しての説明をしました。

 

為替相場が動く要因は

  1. 短期的要因(数時間から数日)
  2. 中期的要因(数ヶ月から1年)
  3. 長期的要因(1年から数年)

の3つに分かれています。

 

短期要因は

中期的要因は

  • 経済指標
  • 通貨政策

長期的要因は

少しでも参考になったら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FXの相場が動く時間帯を知ろう


「何時頃に取引をするのがいいだろうか」

 

「取引が多い時間帯がわからない」

 

この記事は、このような悩みを持つ方に向けて書いています。

 

日本時間5時から7時はニュージーランドやオーストラリア

 

8時から10時は東京やシンガポールや香港、韓国、中国

 

16時からは欧州やロンドン

 

21時から翌日5時はニューヨーク

 

このようにFXでは1日を通して市場が開かれます。

 

結論から言いますと、最も相場が動く時間帯は19時から24時の間です。

 

朝5時のニュージーランド市場から翌5日時までのニューヨーク市場まで詳しく解説します。

 

 

5時〜7時「ニュージーランド オーストラリア」

 

ニューヨーク市場が終わる時間でもあり、多くの投資家がポジションを決済します。

その結果、相場は落ち着き流動性が低くなります。

流動性が低いのでポジションを持っても価格はあまり変動しません。

 

「朝一番は狙っても相場が動かないのか?」と思うかもしれませんが、ニュージーランドの経済指標の発表もあるのでチャンスはあります。

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ニュージーランドの経済指標

 8時〜10時「東京 香港 シンガポール 韓国 中国」

 

 アジア地域の市場がスタートする時間帯です。

5の倍数に日(5日 10日 15日 20日 25日 月末)はドル買いの需要が高まると言われてます。

日本時間10時に仲値を決めるため、9時頃からドル円が上昇することがよく見られます。

※必ず上昇するわけではないので注意してください。

 

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日本と中国の経済指標発表時間

経済指標発表の後も仕掛けるチャンスがあります。

韓国やシンガポールの経済指標は発表されないので気にしなくても大丈夫です。

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香港の経済指標

香港の経済指標の発表は遅いですが念の為確認はしておきましょう。

 

16時「欧州やロンドン」

 

この時間帯から相場の参加者が一気に増えます。

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ユーロ ドイツ イギリスの経済指標

16時からたくさんの経済指標が発表され、相場が大きく動くので注意してください。

 

21時〜翌朝5時「アメリカ」

 

21時にアメリカのニューヨーク市場が開かれます。

21時半から22時半の間はアメリカの経済指標が発表されるので相場が大きく動きます。

アメリカの経済指標が発表される時間帯が24時間の中で最も相場が動く時間です。

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アメリカ経済指標

24時に発表される項目もありますので、取引をするときは何時に経済指標が発表されるかチェックしておきましょう。

 

まとめ

  •  朝は相場が動きにくいので、経済指標発表の後を狙おう
  • 昼間は経済指標の発表もあまりないので相場が動かない
  • 夕方になると欧州やロンドン市場が開かれ相場参加者が一気に増え、相場が大きく動きだす
  • 夜になるとニューヨーク市場が始まり夕方よりも相場が大きく動きます。
  • 21時半から22時半にはアメリカの経済指標が発表されるので注意する

 今回は相場が動く時間に関しての記事を書きました。

少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

覚えておきたい「ロスカットルール」

この記事は「ロスカットルール」を知りたい人に向けて書いています。

 

 

ロスカットルール

 

ロスカットルールとは「一定水準以上の損失が出たときに、これ以上損しないようにするためにポジションを強制的に決済すること」です。

 

FXでは、ロスカットになる証拠金維持率がFX業者ごとに決まっています。

その証拠金を下回ると強制的にポジションを決済されます。

 

証拠金とは「取引に使う資金のこと」です。 

 

ロスカットの計算(証拠金維持率50%とします)

 

例えば口座に10万円入金し、レバレッジ25倍で2万5千ドル(250万円分)の取引をしたとします。

思惑と反対に4円進むと2万5千ドル×4円=10万円になり証拠金がなくなり強制的にロスカットされます。

 

レバレッジを10倍で1万ドル(100万円分)の取引をすると、1万ドル×10円=10万円となります。

レバレッジ10倍のときは、思惑と反対に10円進むと証拠金がなくなり、強制ロスカットになってしまいます。

 

勝手にポジションを決済されて困るかもしれませんが、借金せずに済むと思うと強制ロスカットはいいシステムだと思います。

 

FXは少ない金額で大きな取引ができますが、大きな取引ほど強制ロスカットが近くなるということです。

 

FX業者によっては「マージンコール」といい「これ以上損失が増えると強制ロスカットしますよ 」と警告がきます。

 

 証拠金維持率の計算方法

 

証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100

 

(例)口座に10万円入金し、レバレッジ25倍を使って100万円分の取引をしたい場合

 

必要証拠金 100万÷25=4万円

 

証拠金維持率 10万円÷4万円 ×100=250%

 

この証拠金維持率が50%を下回ると強制的にロスカットされるということです。

※FX業者によって最低必要証拠金維持率は異なるので、自分が使っている口座のFX業者を確認してみてください。

 

FX業者によっては「マージンコール」といい「これ以上損失が増えると強制ロスカットしますよ 」と警告がきます。

 

ロスカット対策 

「強制ロスカットされるの嫌だけどレバレッジ倍率は高めがいい」という人に僕がオススメするのは−何pipsで損切りするか決めておくという方法です。

 

大きな損失をしてしまう理由としてあげられるのは「どのタイミングで損切りするか決めていない」ということです。

 

いつ損切りをしようかと考えているうちに損失が膨らむからです。

損切りした後に思惑通りの動きになって「もう少し待てばよかった」と思うこともありますが損失が膨らむよりはいいです。

 

最終手段はOCO注文です。

OCO注文は100円でエントリーして「101円で利食い、99円で損切り」と設定することができる注文方法です。

 

FXをしていれば分かりますが、損切りポイントを決めたとしても「なかなか決済できない」ということがあります。

そんな時でも、OCO注文を入れていれば勝手に決済してくれます。

経済指標が発表されると値動きが一気に変わるので、損切りが遅くなるのも防ぐことができるのでオススメです。

 

経済指標発表後の値動きは恐ろしいです。成行注文の時でも経済指標発表前はOCO注文で損切りポイントを指定しておきましょう。

 

ロスカットルールまとめ

  • ロスカットルールは損失をこれ以上増やさないシステム
  • 証拠金維持率を下回ると強制ロスカットされる
  • FX業者によりますが、強制ロスカットが近づくとマージンコールという警告が来る
  • ポジションを持つ前に−何pipsで損切りするか決めておく
  • 決めておいた損切りポイントに来てもメンタル的に決済できない人はOCO注文を入れよう

少しでも参考になったら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

「FX初心者必見」FXのリスク


「FXってどんなリスクがあるか分からない」という人に向けて今回の記事ではFXのリスクに関して書いていこうと思います。

 

 

 FXのリスク

 

FXのリスクは7つあります。

  1. 為替変動リスク
  2. 金利変動リスク
  3. レバレッジリスク
  4. システムリスク
  5. 流動性リスク
  6. カントリーリスク
  7. 信用リスク

これから順に解説していこうと思います。

 

『為替変動リスク』

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僕は1ドル109.898円のときに、これから価格が上がると思い相場に買いでエントリーしました。

しかし、通貨の価格は24時間常に動いているので、価格が上がればいいですが、今回は下がり損になりそうです。

上の図にあるように現在1ドル109.890になったので80円の損ということです。(80円は損と言えるのだろうか、、、、、)

このように相場にエントリーすれば思惑と反対に進み、損失を被ることになることがあります。

これが為替変動リスクです。

 

金利変動リスク』

 金利もまた常に動き続けますが大きな変化はありません。

しかし、動きがあると一方向に動きます。

基本的に金利は金融政策によって決まります。

 

金利が下がるとスワップポイントの受け取りが少なくなります。

大幅に金利が下がるとスワップポイントの受け取りと支払いが逆転する可能性があります。

 

レバレッジリスク』

レバレッジは、FXの口座にある資金の最大25倍まで借りることができるシステムです。

しかし借りればかりるほど、損失が大きくなる可能性があるので気をつけてください。

 

『システムリスク』

たまにあるんですが、エラーによってFXのページにアクセスできないというリスクです。

しばらく開けないので売買タイミングが遅くなったり、損切りが遅れ損失がでかくなるということも考えられます。

スマホのアプリでもFXができるので、可能であればインストールしておきましょう。

 

『流動リスク』

FXには取引が多い通貨ペアと取引量の少ない通貨があります。

取引量の少ない通貨はスプレッドが広くなったり、あまり価格が動かないので決済したりポジションを持ったりするときに影響が出ます。

メジャーなのがユーロドル ドル円 ポンド米ドルなど。

マイナーなのはほとんどありませんが強いていうなら香港や南アフリカです。

 

FXの相場は1日に6兆ドル以上の取引が行われているので相場が動かないことはありませんが、念のため流動性リスクがあることを覚えてくれたらなと思います。

 

『カントリーリスク』 

FXは国の経済や政情から影響を受けやすく、相場が大きく動いたりします。(リーマンショックなど)

国情からくる信用リスクのことをカントリーリスクと言います。

 

最近では新型コロナウイルスなども相場に影響を与える可能性があります。



『信用リスク』

FX業者が破綻するリスクのことです。

破綻すれば口座のお金が全部なくなる可能性があります。

FX業者にもよりますが、下の画像のように100%信託保全のFX業者なら、会社が破綻しても口座のお金は戻ってきます。

 

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まとめ

この記事ではFXのリスクに関して書きました。

 

  • 通貨の売買で損する可能性がある為替変動リスク

 

 

  • 少ない金額で取引できるがその分損が大きくなるレバレッジリスク

 

  • エラーによっていいタイミングだったのに取引できなくなる可能性があるシステムリスク

 

  • あまり売買が行われない通貨によってスプレッドが広がったりする流動性リスク

 

  • 国情によるカントリーリスク

 

  • FX業者破綻によって起きる信用リスク

 

以上がFXをする上でのリスクです。

少しでも参考になったら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

「FX初心者必見」スワップポイントとは?をわかりやすく説明(金利に関しても解説しています)

この記事は、スワップポイントとは何のことか知りたい人に向けて書いています。

 

スワップポイントを理解するためには金利とは何かを知る必要があります。

 

金利の説明

(例)

Aさんがが50万円持っているとします。

Bさんは事業拡大のために50万円必要としています。

 

BさんはAさんに50万円借りればいいわけですが、借りるためには対価が必要になります。その対価のことを金利と言います。

 

もしBさんの他にもお金を借りたい人がいれば、お金の価値が上がり、金利は上がります。

反対に借りたい人が少なければ、金利は下がります。

 

金利を変動させる要因

 

1物価

物価が上昇すると、金利も上昇します。

物価が上昇しているときは、お金の価値が下がっている状況と言えます。

物の価値が上がるので、お金を持つより、物を持った方が価値を見出せるからです。

 

反対に物価が下がると金利も下がります。

物価が下がるということは、物よりお金を持った方が価値を見出せるからです。

 

2景気

 景気になれば、消費者が物を買ったり、売ったりする意欲が増します。

そうすると、企業は生産を増やしたり、設備投資をすると考えられるのでお金の需要が高まります。

よって、金利が上がると考えることができます。

 

不景気になれば、個人の消費が減ります。

そうなると、企業は生産を減らすことになります。

よって、お金の需要は下がり、金利も下がると考えられます。

 

通貨の金利

2020年2月11日現在の金利です

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各国の金利

 スワップポイントの説明

 

スワップポイントとは2つの通貨同士の金利差による額のことです。

 

買いか売りのポジションを次の日に持ち越すとスワップポイントが発生します。

 

1日持ち越すと20円もらえるとすると、1年だと7300円もらえるということです。

 

金利の通貨で高金利の通貨を買うとスワップポイントがもらえます。

反対に、低金利の通貨で高金利の通貨を売ると、スワップポイント分の料金を支払わなければいけません。

 

スワップポイントの計算例

 

(高金利)−(低金利)=スワップポイント

 

(例) わかりやすい数字にしたいので、米ドルの年利2%で日本円の年利が1%だったとします。

1ドル100円のとき1万ドル(100万円分)を買いました。

(米ドルの金利2%)−(円の金利1%)=1%

1年間1ドルが100円だったとすると、金利差1%分がもらえます。

よって1万ドル(100万円)の1%なので100ドル(1万円)もらえるということです。

 

1年後1ドル110円になっていれば、差益分+スワップポイントがもらえます。

 

金利の通貨で高金利の通貨を売ったらどうなるか?

金利差分の支払いが生じます。

 

(例)米ドル年利2% 日本円年利1%

ドル円売りからエントリーして1年間持ち越すと金利1%分の支払いになります。

1万ドル(100万円分)を売ると、1年間で1万円の支払いになります。

 

忘れないでほしいのは(例)は1年間1ドル100円が変わらなかったらの話です。

通貨の価格は常に動いているので、この先価格が上昇する予兆があったら高金利通貨を低金利の通貨で買ってください。

 

 実際スワップポイントはどうなのか

 

結論から言うとお勧めしません。

理由は4つあります。

  1. どの国も金利引き下げが進んでいるから
  2. トルコやメキシコなど高金利通貨があまり買われていないから
  3. 少ない金額で取引してもスワップポイントが少額しかもらえない
  4. 大きな金額を使っても、為替差益による損益を長時間見ているだけでメンタルがやられてしまう(高金利通貨の通貨ペアは大半が下降トレンド)

 

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トルコリラ

決して価格が上がらないわけではないけれど、スワップポイント目的だと難しいように思えます。

 

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メキシコペソ円

メキシコペソ円ならトルコリラ円よりは可能性があります。

半年ほどならかなりのスワップポイントがもらえそう。

けれど、価格がいつ上がるか予想するのが難しい。

 

スワップポイントまとめ

  • スワップポイントは2つの通貨同士の金利差によって算出される金額

 

  • スワップポイントを受け取ることができるのは

1 低金利の通貨で高金利の通貨を買ったとき

(例)米ドル円 豪ドル円 ポンド円

2 高金利の通貨で低金利の通貨を売ったとき

(例)スイスフラン円  ユーロ円

 

  • スワップポイントを支払わなければいけないのは

1 高金利の通貨で低金利の通貨を買ったとき

(例)トルコリラ円 南アフリカランド円 メキシコペソ円

2 低金利で高金利の通貨を売ったとき

(例)ユーロ米ドル カナダドル円 

 

  • スワップポイント狙いの取引はお勧めできない

まとめ

今回の記事では金利スワップポイントに関して書きました。

  • 金利とはお金を借りた時に支払う対価のこと
  • スワップポイントは2つの通貨の近さによって算出される金額のこと

少しでも参考になったら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。